厚み3mmの極薄PCスタンド MOFTの紹介

ノート型のパソコンをメインに使っている人は「肩の凝り」を感じている事が多いはず。目線に対してディスプレイが下にあるので首に負担がかかってしまうことや、見えづらいと首をせり出して姿勢が悪くなってしまいます。

そんな時にオススメしたいのが、PCスタンドを使うこと。物理的にディスプレイ位置をあげてくれるので、目線をあげて首の負担を軽減してくれます。

今回は海外クラウドファンディングで話題のPCスタンド「MOFT」紹介したいと思います。

MOFTについて

MOFTは従来のPCスタンドとは一線を画していて、折り目の入った一枚板の外観が特徴的。実際に持ってみると見た目以上に薄くて軽い印象です。

レザー調な素材感で真ん中よりやや下にロゴが押されていて、いたってシンプルな外観。裏面はPCに貼り付けする面とデスクとの設置面に分かれています。貼り付け面はウェットティッシュなどで拭くことで貼り直しが可能とのこと。

MOFTは外周部分を折り込むことでスタンドとして高さをもたせます。「薄いのに折り込んでしっかり支えてくれるの？」と疑問がでてきますが、素材にPUとファイバーグラス（ガラス繊維）を組み合わせているので最大8kgまでの耐荷重を確保しています。

また、マグネットが仕込まれているので、スタンドを使わない場合はブラブラせずに、しっかりと畳んでおくことができます。

MacBookのトラックパッドが手前がくるように裏返し、MOFTのロゴも同じく手前にくるように貼り付けます。畳んだ状態だと、まさにインビジブル。この角度からでも着けていないように見えますね。

厚みは3mmと非常に薄いですが面積が大きいので、底面がフラットかつ22.4 x 17cmが収まるサイズでないと貼り付けは不可能になります。最近のノートPCだとほとんどのものが貼り付け可能だと思いますが事前にチェックしておいてください。

使い始めは折り目が硬く立たせ辛かったり、本来の方向と違う方へ折ってしまったりしましたが、使っていくうちにクセがついてきて上のようにシームレスに開閉ができるようになりました。慣れが必要になりますね。

MOFTは2段階からの高さ調節が可能。外周部分とMOFTロゴ下を谷折りにすると、傾斜が25°で8cm持ち上がるHIGH-LIFTING MODE。

目線に近い高さになりますが角度があるので、このままタイピングなど操作するには手首に負担がかかります。外付けのキーボードやマウスを使って操作する、あるいは映画など鑑賞する際に使うのが良いかと思います。

グラつきもせず、どっしりと安定感があります。

もうひとつはHIGH-LIFTING MODEからロゴ下部分を山折にすると、傾斜が15°で5cm持ち上がるLOW-LIFTING MODEです

HIGH-LIFTING MODEよりは目線が下になってしまいますが、十分な高さを確保しています。個人的にはフラットな時よりも良い具合の傾斜で直接操作しやすい角度。

そこまで気になりませんがMOFTロゴ下を山折りにして低くしているのでLOW-LIFTING MODEは少しグラつきます。

MOFTはタブレットにもオススメということで、11インチiPad Proに使ってみました。

貼ってみるとこんな感じ。11インチiPad Proは背面にSmart Connectorがあるので、貼付け面には鑑賞しませんが、すっぽり隠れてしまいます。

それぞれの角度でスタンドを立たせてみました。確かに15°のLOW-LIFTING MODEではApple Pencilを使ったりソフトウェアキーボードでテキスト入力するには良い角度です。

けど、11インチiPad Proはマグネットで背面につけるタイプのカバーが主流ですので、MOFTとは相性が悪いように思います。

手元にないので検証できませんが、側面でくっつけるタイプのカバーを使うiPad Airなら良いかもしれません。

つけていることを忘れるほど薄くて軽い「MOFT」。はじめからそこにあったかのように機能し寄り添ってくれます。ノートPC、それを使うユーザーの我々をしっかりと下から支えてくれ、まさに縁の下の力持ちのような存在。

国内クラウドファンディングでも6月10日まで出資を募っているので、気になった方は支援してみてはいかがでしょうか。

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